建設業許可(静岡県版)の種類と5つの要件をまとめ簡単解説

富士市行政書士

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建設業許可は必要なのかな

建設業者さんが造る住宅、建物、公共物などは日本国民が幸せ暮らし永~く発展していくための貴重な財産になります。建設業許可は一定の要件を満たしたいい仕事をしてくれるウデのある建設業者さんに与えられる勲章(証明)ともいえます。

※建設業制度は昭和46年に建設業登録制度から許可制度に変わっています。おじいさん世代には建設業登録と言うほうがなじみがあるのかもしれませんねww

 

建設業法という法律上は、建設業者は、なんと建設業許可がなければ仕事をしてはいけないのです。

ただし、500万円未満の金額の低い軽微な工事については建設業許可は不要です。ε-(^。^)ホッ

 

金額の低い軽微な建設工事とは

建築一式工事(家建て工事) 税込1500万未満の工事又は述べ面積150㎡(45.38坪)未満の木造住宅工事
建築一式(家建て工事)以外 税込500万未満の工事

当事務所に来られるご相談者の大半も建設業許可がないと仕事にならないというケースが多いです。

 

こんな作業は建設工事ではありません

建設工事でない作業 除草、草刈、伐採、樹木の剪定、庭木の管理、造林、除雪、融雪剤散布、測量、設計、地質調査、調査目的のボーリング、保守点検、保守・点検・管理業務等の委託業務、清掃、浄化槽清掃、ボイラー洗浄、側溝清掃、造船、機械器具製造・修理、道路の維持管理、施肥等の造園管理業務、建設機械の賃貸、リース、建売住宅の販売、社屋の工事、資材の販売、物品販売、機械・資材の運搬、採石、宅地建物取引、コンサルタント、人工出し、解体工事や電気工事で生じた金属等の売却収入、JV の構成員である場合のそのJV からの下請工事等

 

 

 

建設業許可のメリット・デメリット

先ほども述べましたが、500万円未満の金額の低い軽微な工事については建設業許可は不要です。

が、恐ろしいことに「建設業許可が工事依頼の選定条件」、「銀行の融資の条件」等、現在では建設業許可という名称だけが独り歩きし、静岡県の建設業許可無下請け建設業者さんへの対応はひゅーるりーひゅーるりららーと冬に吹く空っ風の越冬つばめように厳しいというのが現状といえます。

例 ゼネコン・元請、銀行のムチャ振り等

建設業許可の必要性はこのサイトを見ている建設業者さんが一番よく知っているのではないでしょうか

 

 

メリット 500万円以上という、おいすい高額の工事の受注ができ、建設業法違反の防止、売上アップ、利益ダウンが防げます(と思うww)。
デメリット 特にありません。ただ、建設業許可を受けた建設業者さんは建設業許可を継続するには、毎年決算変更届等を提出し5年後には更新書類を提出する必要があります。

しかし、書類作りは専門家に任せることもできますし、建設業許可書類申請にかかる費用もよっぽど腕に信頼のない建設業者さんでない限り受注アップで十分ペイできるでしょう(と思うww)。

 

建設業許可後の3大書類提出手続き

所在地 役員など申請時の建設業許可申請の内容が変わった 変更届
毎年頭痛めてた決算終了した 決算変更届
建設業許可を受けて5年たとうとしている 建設業許可更新申請

これだけ覚えておいてくださり、あとは当事務所にお任せくださいww

 

 

建設業許可の種類を決定

建設業許可の種類は29種類というぼう大な天文学的な種類の工事で成り立っていますww。それだけ、建設業自体が専門性を持った職人仕事ということでしょう。

まず、第一に取りたい工事業種の建設業許可を決定してみてください。次に決定した取りたい工事業種の要件を満たしているか確認してみましょう。

まず、取りたい許可を選んでみましょう。

 

大臣建設業許可と知事建設業許可 (営業所が静岡県のみなら静岡県知事許可 県知事が鉄板です)
一般建設業許可と特定建設業許可 (下請が多い建設業者さんは一般でOK 一般が鉄板です)
29種類の建設業許可工事の種類 29種の建設業許可工事の種類

土木一式   建築一式   大工   左官   とび・土工   石工   屋根   電気   管  タイル・れんが・ブロック   鋼構造物   鉄筋   ほ装   しゅんせつ   板金   ガラス   塗装   防水   内装仕上   機械器具設置   熱絶縁   電気通信   造園   さく井   建具   水道施設   消防施設   清掃施設  解体

だいたい、ご相談にこられるみなさんどの建設業許可が必要かわかっている方が多いです。

当事務所にご相談していただければ取れる建設業許可業種は取ってもらい、今後必要になる工事許可を最短で取るための資格勉強会やアドバイスもしています。

 

ちょっと一言

カーテン取付工事は内装工事でなく工作物に木製又は金属製の建具等を取付ける工事で建具工事に該当する可能性が高いです

ホイストクレーン取付工事は機械器具設置工事として認めてくれています

専門工事の工作物を解体する場合、解体工事建設業許可は不要でその専門工事の建設業許可で事足ります

 

 

建設業許可の5つの要件を確認

① 経営業務管理者責任者がいること

経営業務管理責任者になるには、建設業経営者側として法人役員や個人事業主等( 執行 役員 、 支店長、営業所長 )の経営経験が必要です。

5年以上建設業経営経験で全ての建設業許可の経営業務管理責任者になれます。

簡単に言ってしまうと経営者側として建設業でめし食っていたかということですwww

(昔は7年以上の経営経験ですべての業種で経営業務の管理責任者に慣れたことを考えたらいい時代になりました。)

 

その他に 経営業務の管理責任者をサポートする立場にいた人も、経営業務の管理責任者になることができますが、ここでは割愛させていただきます。

 

必要な裏付資料

経営者側としての証明・・・確定申告書、登記簿等5年分以上

建設業営業者の証明・・・・契約書、注文書(請書)請求書と預金通帳

(結構集めるの大変です。)詳細については問い合わせください。

 

スムーズに建設業許可の経営業務管理責任者になるためには?

(建設会社役員や建設業個人事業主を5年以上していたら要件クリアですが裏付け資料がなかなか集まらないという方も多いです。ヽ(≧Д≦)ノ ウワァァン!!

倒産、廃業等で昔、建設業許可を持っていた方については昔の建設業許可申請書が裏付資料となりますので廃棄、焼却処分等(意外と多い)しないようにしましょう。

個人事業主の方については、元請建設業者からの発注仕事を本来は事業経営者であり、営業所得で申告するものを、給与所得で申告し、従業員とみなされ建設業許可が難しくなる事もありますので、会計税金処理に注意ください。

 

※自社に経営業務管理責任者がいない場合

建設業許可申請者が経営業務の管理責任者の要件をクリア出来ない場合には経営業務管理責任者の要件を満たした人を招き入れる必要があります。

建設業個人事業主・・・・・・支配人として招き入れる。

建設業経営法人・・・・・・・・役員として招き入れる。

 

 

 

② 専任技術者がいること

営業所ごとに申請業種の国家資格又は実務経験のある専任技術者が必要です。

一般建設業許可の場合(いずれかに当てはまる必要があります。)

1 申請業種に関する学科を学校で勉強して高校で5年、大学等で3年の実務経験がある人

2 申請業種については10年以上の大ベテランの人

3 1級、2級などの法定の資格免許がある人

 

必要な裏付資料

3 資格者証のみだから裏づけ書類も少なく確実です。

1 学校卒業証と3~5年の実務経験裏付け資料

2 10年の実務経験裏付け資料が必要なので無理な人も多いです

 

実務経験裏付け資料

建設業界にいたという常勤証明・・・・・社保加入履歴、確定申告書、登記簿等

建設業界で建設業していたという証明・・契約書、注文書(請書)請求書と預金通帳
(建設業者さんによりますが実務経験裏付け資料は10年分集めるのは無理に近い場合もあります)

2の申請業種10年以上の大ベテランの人については、税法上の資料の保存義務が5年程度なので、10年分の上記裏付け資料がそろわないという人も多いので、こういう場合は目的の建設業許可が取れる資格取得がおすすめです。

 

③ 請負契約に関して誠実性があること

事業主本人や法人役員、政令で定める使用人などが請負契約に関して不正又は不誠実な行為をするおそれの明らかな者でないこと

建設業の経営は、信用を前提として行われています、不正又は不誠実な行為をしそうな人には許可をすることができないという趣旨です。

必要なこと・・・・・・何かやってないことww

なんかやってそうな人は早めにご相談ください

 

④ 財産的基礎又は金銭的信用があること

建設業の経営は資材購入などお金がかかります。ちゃんと工事をしてもらうには、500万円以上のあったほうがいいんじゃね?という法律上の趣旨です

① 自己資本の額が500万円以上

② 銀行などから500万円以上の融資証明書等

③ 500万円以上の銀行残高証明書

必要なこと・・・・・・お金をしっかり持ってること

 

⑤ 建設業許可を受けようとする者が欠格要件に該当しないこと

建設業許可を受ける役員や事業主が欠格要件に該当しないことが必要です。

欠格要件

・成年被後見人もしくは被保佐人または破産者で復権を得ないもの。
・行政庁から許可を取り消され、その取り消しの日から5年を経過しないもの
・悪いことやっちゃって現在建設業の営業停止期間中の人
・大人になっても迷惑をかけるやんちゃ者で禁固や罰金刑等受けて5年以上経ってない人
・その他

必要な事・・・・・・建設業許可欠格要件に該当していないこと(欠格要件該当NG)

 

なんかやっちゃっていそうな人はご相談ください

 

 

 

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わが志に賛同し業務に汗を流し、星になった愛馬達ww

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